イビサクリームを使用している人から「デリケートゾーン用の商品だけど、粘膜部分にも塗っていいの?」と質問されることがあります。

 

ビキニラインの下の方も黒ずんでいるし、どうにか悩みをなくしたいですよね。なるべく自宅で対策したいものです。

 

そんなお悩みを抱える皆さんのために、こちらのページでは「デリケートゾーンの粘膜部分の黒ずみ解消方法」「イビサクリームが使えるのか」などを解説します。

そもそもデリケートゾーンの粘膜とはどこをさすの?

なんとなくデリケートゾーンの粘膜部分は、どこなのかイメージできますが、具体的な場所が曖昧という人も多いと思います。

 

クリトリス、尿道、膣口、それらを囲む小陰唇をさします。毛のないところを粘膜部分と言います。

 

VIO脱毛でいうIラインはムダ毛も生えるので、粘膜との境界部分にあたります。

5人に1人が色素沈着している!?意外と粘膜の黒ずみで悩んでいる人は多い

陰部の色素沈着の話は友達同士でも話しませんよね。「私だけ黒い・・・?」と一人で悩みがちですが、意外と皆黒いものなのです。

日本女性の外性器に関する統計によると、デリケートゾーンの粘膜(小陰唇)の外側だけ黒ずんでいる人は21.0%とのことです。ほとんどの人はデリケートゾーン全体が黒ずんでいます。

 

全く色素沈着のない人は約2%です。体質上、皮膚や乳首の色が濃い人は、粘膜部分も濃い傾向にあります。統計からみるともともと色素の薄い人は少ないですが、やはり憧れますよね。

 

イビサクリームは粘膜部分には使えるの?使用範囲はどこ?

結論からいうと、「イビサクリーム」を始めとするデリケートゾーンの黒ずみ解消クリームは、粘膜に使用しない方が良いです。

 

実際イビサクリームを塗っても良い部分は次の通りです。

イビサクリームの使える部分

  • ビキニライン
  • 乳首
  • ひざ
  • くるぶし
  • お尻など

ビキニラインはOKですが、粘膜部分については記載されていません。だから私からも「イビサクリームが粘膜に100%安心です」とは言えないのです。

実際に自分の粘膜にイビサクリームを塗ってみた!肌刺激や効果をレビュー

本当に肌刺激はないのか気になり、粘膜部分の際までイビサクリームを塗り試しました。なるべく膣内や尿道に入らぬよう気を付けて使いました。

その結果黒ずみを解消できたのです!初めは効果を実感出来なかったけど、1~2ヵ月目ごろから色がトーンアップしていきました。そして3ヵ月目には2トーンぐらい白くなっていたのです。

 

もし夏だったら汗で膣内までクリームが流れたかもしれません。幸い冬だったので汗をかかず、ヒリヒリせずに使用できました。

実際やったら美白を実感できてしまいました。しかし粘膜部分に使用できると書いていないので、本当はやらない方がいいです。皆さんは真似しないでくださいね。

デリケートゾーンの粘膜にイビサクリームを使った人はいるの?口コミを調査

次に実際にイビサクリームを、粘膜部分やその周辺に塗った人たちの口コミを調べました。口コミ自体は少な目ですが、何人かいたので紹介します。

お肌に優しい美白クリーム
VとIの色素沈着がひどくて、イビサクリームを買いました。Vラインは2ヵ月ちょっとで美白できたけど、Iラインは半年ぐらいかかりました。敏感肌の私でもヒリヒリすることなく使えるので重宝しています。
(24歳/事務/写真は非公開希望)
コンプレックスを解消できそう
ビキニラインはなんともないですが、ビラビラの一部が黒くなりやすいです。とくに25歳を過ぎてから目立つようになりました。雑誌で見たこの商品ならどうにかできそうと感じ注文したところ、少しマシになり嬉しいです。慎重に塗るように気を付けています。
(29歳/派遣/写真は非公開希望)
自転車通勤で大変なことに
毎日片道5km自転車通勤しています。そのせいで黒ずみが濃くて困っていました。イビサクリームは肌に刺激が無さそうだから、膣の入り口近くにも使用しています。しみたり痒くなったりは今のところしていません。
(31歳/販売/写真は非公開希望)
病院には行けない・・・
Iラインの形も左右で違うし真っ黒です。彼氏が出来て見られたら引かれるのではないかと思うレベルです。いくつか美容外科も調べたけど、手術は怖いし値段も高いし、私には無理と感じました。自宅で対策したくてイビサクリームを買いました。形は治せないけど、美白は期待できそうです。早く解消したいです。
(22歳/飲食/写真は非公開希望)
今のところ問題はありません
色々なデリケートゾーンの黒ずみ解消クリームを調べていて、他の商品は「粘膜部分に使用不可」となっていました。イビサクリームはとくに書いていなかったので「これなら大丈夫かな?」と思い使用しています。添加物フリーだからか、とくに異常なしです。
(36歳/パート/写真は非公開希望)

このようにイビサクリームを、Iラインに使用したという人はいます。肌がヒリヒリしたり、かぶれたりした人は、口コミを見る限りいません。

 

しかし粘膜部分に安易に使うのは、個人的にオススメできません。

どうしてイビサクリームは粘膜にオススメしない3つの理由

イビサクリームは低刺激な成分でできていますが、どうして粘膜に使わない方がいいのでしょうか。粘膜部分は非常にデリケートな所であり、膣内とも近い部分だからです。

とても敏感な所だから

粘膜部分は口の中と同じように、皮膚が薄く繊細です。ちょっとした刺激でヒリヒリする場合があります。痒みを起こす人もいます。そのため自分の判断でクリームなどを塗らない方が良いでしょう。

膣内の働きが弱まるから

クリームの成分によって、本来膣内に備わる「自浄作用」が崩れやすくなるためです。この作用は膣内に入り込む雑菌などをやっつける役割を果たしています。

 

膣の中にいる「デーデルライン桿菌(かんきん)」が、弱酸性(pH4.6~5.0)にキープし、においやかゆみ、感染症から守ってくれているのです。自浄作用が崩れると様々なトラブルが起こりやすくなります。

経皮吸収が心配だから
デリケートゾーンの粘膜は、成分を体内に取り込みやすい部分です。通常の皮膚に比べて42倍の吸収率と言われています。 口から食べたものは9割が排泄されますが、経皮吸収の場合は1割しか排泄されません。残りの9割は体内に蓄積されてしまうのです。女性の場合は、とくに子宮と乳房に毒素が溜まりやすいです。

 医薬品はもっと危険!粘膜部分に自己判断で使うのはNG

美白治療で使われる医薬品は、イビサクリームのような医薬部外品より、もっと肌刺激が強いです。

 

医薬品なので医師の処方が必要だし、副作用も強くなります。美白するうえでハイドロキノンは高い期待がもてますが、粘膜部分には非常に危険です。

 

ビキニラインに塗ったつもりでも、膣口や尿道の方まで成分が下りる可能もあります。デリケートゾーンにハイドロキノンを塗る時は、必ず医師の説明をよく聞いて使ってください。

 自宅でデリケートゾーン粘膜の黒ずみはどうやって解消すればいい?

粘膜に黒ずみ解消クリームは塗らない方が良いとわかったけど、やはり黒いままは嫌ですよね。イビサクリームも使えないなら、どうすればいいのでしょうか?

 

まずは自宅でできる簡単な対策を紹介します。

デリケートゾーンの粘膜の正しい洗い方をマスターする

自宅で粘膜部分の黒ずみ解消をしたい人は、石鹸をオススメします。デリケートゾーンの黒ずみ解消向け石鹸(ソープ)があるので、専門の商品を使うと良いでしょう。

 

クリームと違い、洗浄後は洗い流して使います。美白効果はやや下がりますが、その分粘膜部分への負担も軽減されます。

 

毎日専用の石鹸で洗えば、徐々に効果を実感できます。

 

⇒デリケートゾーンの石鹸に関する内容は「薬局で買える市販のデリケートゾーンの黒ずみ解消石鹸ランキング!」のページにまとめましたのでお読み下さい。

市販の石鹸やソープでは効かないの?

薬局やドラッグストアの石鹸は、肌刺激が強く黒ずみを悪化させる恐れがあります。成分が強ければ経皮吸収も気になります。

 

しがって今市販のソープを使用している人は、デリケートゾーン向けの商品に変えるのも良いでしょう。

 

デリケートゾーン向けの石鹸は、低刺激処方で、においや黒ずみの解消が望める成分が入っています。洗うだけで黒ずみとにおい対策でき、一石二鳥なのです。

 デリケートゾーンの粘膜はどう洗えばいいの?

粘膜のところ含むデリケートゾーンは、構造が複雑で、皮膚も敏感なところです。そのため洗い方にもコツがいります。

デリケートゾーンの洗い方

  1. 陰部専用の石鹸をよく泡立てる
  2. 膣内を洗わないよう、前から後ろに向かって指で洗う
  3. ぬるま湯ですすぐ
  4. タオルで優しく拭く

石鹸は泡立てネットを使うと、もこもこ泡を作りやすいです。泡がこまかい隙間汚れをキャッチしてくれます。

 

洗う時は泡をクッションに撫で洗いしてください。肌に負担をかけにくいからです。とくにビラビラのところは、汚れが溜まりやすいです。そっと指で洗いましょう。

 

お湯の温度も水分の拭き方も、全て「優しく」するのがポイントです。

 下着の摩擦にも要注意!デリケートゾーンの粘膜の黒ずみに関係あり

デリケートゾーンの黒ずみは、下着の摩擦も関係しています。摩擦刺激を防ぐためにメラニン色素が発生するのですが、ターンオーバーで排泄しきれないメラニン色素が溜まって黒ずんでしまいます。

 

その他にも、ナプキンやカミソリ脱毛も黒ずみの原因に繋がるので気を付けてください。とくに下着の素材やサイズを見直すのはオススメです。

 

⇒デリケートゾーンの黒ずみと下着に関する内容は「デリケートゾーンの黒ずみと下着(パンツ、ショーツ)は関係あるの?」のページにまとめましたのでお読み下さい。

 

またナプキンをオーガニック素材にかえる、カミソリではなく電気シェーバーにするとなどの工夫でも、摩擦刺激を軽減できます。

デリケートゾーンの粘膜の黒ずみは病院で治療できるの?

美容皮膚科では、本格的な黒ずみ治療を受けられます。手術やレーザー治療を扱うクリニックもあります。

病院の手術はどのような治療なの?小陰唇形成術で形や色を整える

美容皮膚科では、小陰唇形成術を行っている医院もあります。小陰唇の黒ずみを切除したり、左右の大きさを整えたりするものです。

手術時間は約30分で、特殊な高周波メスで小陰唇の気になる部分を切除する方法です。手術なのでは局所麻酔をしてもらえますが、麻酔が切れると痛みを感じることがあります。

 

小陰唇は血流が良いため傷の治りが速く、手術の跡も目立ちにくいです。手術を受ける医院にもよりますが、シャワーは翌日からOKというところもあります。性交渉は1ヶ月控えましょう。

なかにはトイレで力み傷口が開いてしまったという人や膿んでしまったという人もいます。手術の費用は約25~30万円です。

レーザー治療はどのようなものなの?インティマレーザーで粘膜の黒ずみを美白

膣の黒ずみを解消するインティマレーザーを扱うところもあります。通常のシミに使うレーザーとは違い、大陰唇や小陰唇の色素にアプローチします。

 

施術時間は約15~20分で、黒くなった部分をレーザーで削りとって行います。麻酔クリームを使うため、術中の痛みはあまりありませんが、術後約1週間は痛みが続く場合があります。1回約10万円、月1ペースで治療を行います。

 

⇒レーザー治療に関する内容は「デリケートゾーンの黒ずみはレーザー治療で消えるの?副作用は?」のページにまとめましたのでお読み下さい。

結局デリケートゾーンの粘膜の黒ずみはどうすればいいの?

粘膜の黒ずみは、専用の石鹸や摩擦を減らすなどの対策をオススメします。

 

粘膜の黒ずみもビキニラインの黒ずみも、原因はメラニンの蓄積なのでできるメカニズムはほぼ同じです。そのためデリケートゾーンの黒ずみ解消向けの「イビサクリーム」でも対策は望めますが、粘膜部分は敏感なところなので、安易に使わない方が良いでしょう。

 

医薬品のハイドロキノンはもってのほかです。美容皮膚科で治療するのも良いけど、費用が高額で痛みやダウンタイムもあります。

 

したがって陰部専用の石鹸や、下着やナプキンの摩擦を減らすことをオススメします。自宅でも行え、肌に負担がかかりにくい方法です。値段も病院治療より安く済みます。根気がいりますが、粘膜部分はコツコツお手入れして黒ずみを解消しましょう。